Synapticsは10月1日、同社が2014年6月に発表したルネサスエスピードライバ(RSP)の買収を完了したと発表した。

SynapticsはRSPの買収に伴い、RSPの製品、技術およびエンジニアリング技術を自社のシステムレベルの専門技術と組み合わせることで、タッチおよび中小型表示ドライバIC製品における主要な立場を拡大させるとともに、モバイル市場向けの次世代ソリューション「Touch Display Driver Integration(TDDI)」の市場投入を加速させることが可能になるとしている。

なお、RSPは同買収に伴いSynapticsに統合されており、RSPの代表取締役社長であった工藤郁夫氏はSynapticsの日本地域のPresidentならびにCDD(カスタマドライバディビジョン)の担当に就任したという。