ソニーは9月29日、4K試験放送「Channel 4K」などの録画に対応する4Kメディアプレーヤー「FMP-X7」を発表した。発売は10月18日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は40,000円前後(税別)。
H.265/HEVC対応デコーダーとスカパー!プレミアムサービス用チューナーを内蔵し、4K(3,840×2,160ドット)表示対応の液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」およびスカパー!プレミアムサービス対応の124/128度CSデジタル放送用アンテナと接続することで、Channel 4Kの視聴を可能にするメディアプレーヤー。2015年2月に開始が予定されている4K VOD(ビデオオンデマンド)サービス「4K アクトビラ」についても、アップデートにより視聴が可能になる予定だ(サービス開始後にアップデート提供)。また、外付けHDDをUSBで接続すれば、録画を行うこともできる(接続可能なHDDは容量250GB~4TBのもの)。
そのほか、デジタルビデオカメラ「ハンディカム」の4K対応モデルで撮影したXAVC S形式の4K動画や、USB接続したウォークマンやUSBメモリに保存されている音楽などを再生できるメディアプレーヤー機能も備える。音楽ファイルについては、ハイレゾ音源の再生も可能だ。
接続インタフェースは映像/音声出力用のHDMI出力×1系統、音声出力用のHDMI出力×1系統、USB HDD専用端子を前面に1基、LANポートを備える。再生可能な形式は動画がSAVC S、MP4(AVC/H.264、HEVC/H.265)、音楽がFLAC、WAV、MP3、AACとなっている。なお、HDMI出力を2系統備え、テレビや4K対応プロジェクターと接続しながらAVアンプへ音声出力を行うことも可能だ。
サイズは約W250×D261×H50mm(突起部含む)、質量は約2.3kg(本体のみ)だ。