シグマは9月12日、広角から望遠域までをカバーする高倍率ズームレンズ「SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」を発表した。シグマ用 / キヤノン用 / ニコン用を10月に発売する。ソニー用 / ペンタックス用の発売時期は未定。希望小売価格は84,000円(税別)。

「SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」

FLDガラスを4枚とSLDガラス1枚を採用する16.6倍の高倍率ズームレンズ。倍率色収差を補正し、望遠側の描写力に配慮している。新設計の手ブレ補正「OS」機構を搭載(ソニー用とペンタックス用では非搭載)。約3.5段分の補正効果が得られる。

ズームマクロ的に使用することができ、小物類の撮影に適している。また、オプションのクローズアップレンズ「AML72-01」を使用することで、最大撮影倍率1:2でのマクロ撮影が可能。シグマのレンズプロダクトラインにおいて「Contemporary」に属しており、最新のテクノロジーと高い光学性能で、幅広い撮影シーンに対応する。

主な仕様は、焦点距離が18~300mm(35mm判換算)、最小絞りがF22、レンズ構成が13群17枚、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)。画角は76.5~5.4度、最短撮影距離は39cm、最大撮影倍率が1:3。フィルターサイズは72mmとなっている。

本体サイズは最大径が79mm、長さが101.5mm、重量は585g。