カリフォルニア州クパティーノ市にあるDe Anza CollegeのFlint Centerで、このあと、現地時間午前10時より、Appleのプレスイベントがスタートする。
会場にはテクノロジー系メディアやビジネス誌だけでなく、ファッション関係のプレスも詰めかけ、普段とは異なる雰囲気の開場となった。
今回のリリースで期待されているのは、新型iPhoneと、iWatchと呼ばれているウェアラブルデバイス、そしてiPhoneを活用した決済サービスなどだ。米国のニュースでは朝からAppleの発表について繰り返し報じられており、高い注目の的となっている。
現在、ほぼ唯一となってしまった米国のスマートフォンメーカーであり、高いブランドを誇るApple。画面サイズだけでAndroidを使ってきた、という声も米国のプレスから聞こえており、期待される画面サイズの拡大だけでも、大きな訴求力をもたらす可能性がある。
また、決済サービスについて聞くと、現在の認知度の低さ、店舗への普及率の低さから、既存サービスでは不十分であるとしており、プリペイド型サービスであっても、Appleの参入は普及の契機になりそうだ。
ただ、より踏み込んだ対応について期待する声も聞かれており、Square Walletのように、プラステックのカードを使わず、ポストペイ型で決済できる仕組みを、高いセキュリティで実現する方法ができないか、との声が聞かれた。
イベントは日本時間で午前2時から。Appleのウェブサイトなどでライブ配信も予定されている。