ITジャーナリスト松村太郎が期待する「iWatch」で実現して欲しい5つのこと

米国のウェブサイトRe/codeが、9月9日に予定されている新型iPhoneの発表イベントの場で、Appleのウェアラブルデバイスもリリースされるとの見方を伝えた。確かに、2014年はAppleが(やや後出し気味で)新しいデバイスを登場させるには絶好のタイミングだ。

これまで長らく噂されてきたAppleのウェアラブルデバイスだが、すでにGoogleのAndroid Wearを搭載した腕時計型デバイスがSamsung、LGから発売されており、9月にはMotorolaから、円形の文字盤で期待が集まる「Moto 360」が登場する予定だ。

Appleは新製品を発表する際、同じカテゴリの既存製品に問題を見出し、それを顧客とともに解決しよう、と呼びかけるプレゼンテーションを展開する。先行している既存製品があるからこそ、Appleの製品の優れた部分が強調されるといっても良い。

登場が期待されるAppleのウェアラブルデバイスに対して、期待することについて、考えていこう。

ちなみに筆者はウェアラブルデバイスについて、Android Wear搭載のLG G watchを、AndroidスマートフォンMotorola Moto Gとの組み合わせで、またUP by JawboneとGoogle GlassをiPhone 5sとの組み合わせで、それぞれ使っている。