キヤノン 取締役 インクジェット事業本部長の大塚尚次氏は、新製品の技術と特長を解説した。写真やプリントを取り巻く環境が、目まぐるしく変化する現在。簡単で使いやすい機能を求めるユーザーの声に応えるべく、新製品にも様々な機能が盛り込まれた。

そのひとつが、NFC対応のスマートフォンをかざすだけで印刷できる「PIXUSタッチ」。印刷だけでなく、PIXUSの複合機でスキャンした画像をスマホに取り込むこともできるという。タブレットユーザーには、簡単に写真の編集・印刷を行える「Easy-PhotoPrint+」を提供。このほかPIXUS本体から、スキャン画像をダイレクトにクラウドにアップする機能も用意する。

登壇する大塚氏(写真左)。PIXUSシリーズでは、様々な特長を訴求していく(写真右)

スマホをかざすだけで印刷、スキャン画像の取り込みが行えるPIXUS タッチが開発された

キヤノンでは、幅広い年齢層の女性ユーザーが「満足感」や「ワクワク感」をもって、自宅でプリントしている事実に着目。そこで、企画・開発のすべてを女性社員が手がけた新製品「PIXUS MG7530F」をリリース。愛称は「PIXUS Atelier(アトリエ)」だ。3万台の台数限定で、女性ユーザーに向けて提供する。優しい色とデザインが印象に残る製品に仕上がっている。

幅広い年齢層の女性ユーザーが使いやすい、PIXUS Atelierを提供

なお、2014年はキヤノンの高密度プリントヘッド技術「FINE」が開発されてから、10年目の節目を迎えた。キヤノンがこれまで培ってきたインクジェット技術を結晶した製品が、ビジネスインクジェット機の新ブランド「MAXIFY」シリーズだという。「プリントスピード、ランニングコスト、画質、使いやすさなど、ビジネスシーンにおけるあらゆるニーズに応えられる製品」と大塚氏。「キヤノンでは、家庭でもオフィスでも、さらなる満足度の向上を目指した製品を提供していく」と力強く話した。