UNITED STATES COMPUTER EMERGENCY READINESS TEAM

US-CERTは8月22日(米国時間)、「Backoff Point-of-Sale Malware Campaign|US-CERT」において、大企業のネットワークみならず中小企業のネットワークにおいてもBackoffマルウェアの感染が進んでいるとして注意を促した。

US-CERTはPOSシステムの管理者やオペレータに対して「Alert (TA14-212A) - Backoff Point-of-Sale Malware」に目を通して自社のシステムがBackoffマルウェアに感染していないかどうかをチェックすることを推奨するとともに、Backoffマルウェアの影響を受けていると判断した場合には地域の「US Secret Service Field Office」へ連絡を入れることを勧めている。

BackoffマルウェアはPOS端末を対象としたマルウェア。いくつかのセキュリティベンダが米国でBackoffマルウェアが急速に感染を増やしていることを指摘していたが、US-CERTからあらためて注意喚起が実施された形となった。