日本エイサーは20日、NVIDIA GSYNC搭載のゲーミング27型ディスプレイ「XB270HAbprz」を発表した。144Hzのリフレッシュレートで、解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。発売日は22日で、価格はオープン。店頭予想価格は税別62,000円前後。
「XB270HAbprz」は、NVIDIAが提供するディスプレイ技術「NVIDIA G-SYNC」を搭載したゲーミング向けディスプレイ。NVIDIA G-SYNCは、ディスプレイのリフレッシュレートをNVIDIAのグラフィックス製品「GeForce GTX」搭載PCのGPUに同期することで入力遅延などを抑え、滑らかに映像を表示する技術だ。「XB270HAbprz」でNVIDIA G-SYNCを利用するには、NVIDIA GTX 650Ti BOOST以上のGPUが必要となる。
また、NVIDIA 3D VISIONの3D映像再生が可能なほか、本体高さやスイベル、ピボット、チルトを調整できるエルゴスタンドを採用することも特徴。
主な仕様は、パネル方式がTN(非光沢)、視野角が上下160度/左右170度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ACM時100,000,000:1)、応答速度が1ms(GTG時)。
映像入力インタフェースはDisplay port 1.2×1。USB 3.0×4のハブ機能も搭載する(USBアップストリーム×1、USBダウンストリーム×4)。消費電力は通常時で29W、スタンバイ時で0.45W。
本体サイズはW640×H408~558×D247mm、重量は7.9kg(スタンド含む)。先述のエルゴスタンドは最大150mmの高さ調節、時計回り90度のピボット機能、上下40度/左右120度のチルト調節が可能。また、100mmのVESAマウント規格にも対応する。