ミーレ・ジャパンは30日、同社初となるロボット掃除機「Scout RX1」を発表した。同日、東京都・表参道にある直営ショールームにて発表会を開催し、新製品を紹介。メンズモデルユニットの「BEIB(ベイブ)」によるパフォーマンスも披露した。

Scout RX1

常によりよいものを提供し続ける、創業115年のミーレ

はじめに、ミーレ・ジャパン 代表取締役社長 松原秀樹氏が登壇し、ミーレの歴史を紹介した。ミーレはドイツでの創業以来、「IMMER BESSER」(ドイツ語で「常によりよく」という意味)の精神で製品を提供し続けている。今年で創業115年を迎え、掃除機については初代モデルを世に送り出してから87年経つという。

ミーレ・ジャパン 代表取締役社長 松原氏

1950年代に発売されたミーレの掃除機 当時流行していたカーペットの掃除に適したものだという

続いて、メンズモデルユニット「BEIB(ベイブ)」が登場。同社が7月31日に発売するキャニスター式掃除機「Compact C2」で「楽しく」「頼もしく」「スピーディー」に掃除をする「KAJI-DAN(家事男子)」としてパフォーマンスを披露した。

軽快なステップで掃除機がけを行うBEIBのみなさん

さわやかすぎて、暑さも吹っ飛びました

かしこく部屋を掃除するロボット掃除機

9月1日に発売予定のロボット掃除機「Scout RX1」は、効率よく、かつすみずみまでていねいに掃除する「スマートナビゲーションシステム」を搭載。ジャイロセンサーとデジタルシーリングカメラによる"かしこい"ナビが掃除ルートを設定する。スマートナビゲーションシステムは、掃除ルートの作成のほか、落下を回避する「ファニチャープロテクション」機能、壁際や部屋の隅ギリギリまで走行してゴミをかき集めるコーナークリーニング力を備えている。

ミーレ初のロボット掃除機「Scout RX1」

オレンジがScout RX1の軌跡、ブルーがサイドブラシの届いた範囲

ひやっとしたが、「ファニチャープロテクション」機能で落下しない!

本体裏面 サイドブラシでコーナーの掃除能力を強化

以下、写真を交えてデモの様子をご覧いただこう。

カーペットの上にゴミがばらまかれた

通過した場所のゴミは一度でキャッチ

障害があってもぐんぐん進んでいく

くるくる回るサイドブラシがヒゲのようでかわいらしい

ダストボックスの容量は0.6L

ダストボックスに搭載されているエアクリーンフィルター

ローラーブラシでゴミをかき込む

付属のリモコン

次ページでは、強力な吸引力を持つキャニスター式掃除機を紹介する。