ミーレ・ジャパンは30日、同社初のロボット掃除機「Scout RX1」を発表した。部屋に合わせて、効率的な掃除ルートを作成する機能を持つ。発売は9月1日で、市場想定価格は税別80,000円となっている。

Scout RX1

Scout RX1は、独自の室内ポジショニングシステムで掃除ルートを作成するロボット掃除機。ジャイロセンサーとデジタルカメラを搭載し、部屋全体をすみずみまで効率よく掃除する。毛足の長いサイドブラシが回転しながら、壁際や家具の下のゴミもかき集めて吸い込む。

フロア認識のために搭載されているデジタルカメラ

2層構造のエアクリーンフィルター

掃除モードとして、Scout RX1が掃除するエリアを自動で認識して掃除する「オートモード」、特定の範囲(1.8m×1.8m)のみ重点的に掃除する「スポットモード」、部屋の隅や壁際を重点的に掃除する「コーナーモード」、通常の50%の時間で掃除が完了する「ターボモード」の4つのモードを搭載している。また、任意の時間に掃除を開始するタイマー機能も備える。

サイズはW350×D350×H89mm、重量は2.9kg。ダストボックスの容量は0.6Lとなっている。2時間でフル充電され、連続で2時間稼動する。リモコン、充電ステーション、ACアダプタ、エアクリーンフィルター×3枚、サイドブラシ×2個、Scout RX1に侵入してほしくない場所に設置するための磁気ストリップ×1mが付属する。