レノボ・ジャパンの「ThinkPad T540p」は、CTOによるカスタマイズで15.5型3K(2,880×1,620ドット)ディスプレイも選択できるプレミアムノートPC。歴代のThinkPadシリーズを踏襲した質実剛健なデザインと、ハイスペックな仕様を盛り込んだマシンとなっている。発売からしばらく経過しているが、あらためてその実力と使い勝手について紹介しよう。
■[製品名] ThinkPad T540p 主な仕様 [CPU] Intel Core i7-4800MQ (2.7GHz) [メモリ] PC3-12800 DDR3L 16GB [グラフィックス] NVIDIA GeForce GT 730M + Intel HD Graphics 4600 (CPU内蔵) [ディスプレイ] 15.5型IPS液晶 (2,880×1,620ドット) [ストレージ] 1TB HDD [光学ドライブ] DVDスーパーマルチドライブ [サイズ/重量] W376.6×D248.1×H27.9mm/約2.59kg [バッテリ駆動時間] 約5時間 [OS] Windows 8 Pro 64bit
歴代のThinkPadシリーズに連なる質実剛健な雰囲気
本体デザインは、ThinkPad X1 Carbonのような新しさはないが、一方で過去のクラシカルなThinkPadシリーズに連なる信頼感を抱かせる。マットな質感の素材で作られた本体に、光沢のないノングレアタイプのディスプレイを搭載した造りは質実剛健といった雰囲気だ。
フラットな天板は「lenovo」と「ThinkPad」のロゴが入っているシンプルなデザイン。四隅の頂点は手に優しい程度に角がとってあるが、全体的には直線が強くでており、ビジネスシーンに最適といえるだろう。
本体サイズは約W376.6×D248.1×H27.9mmで、重量は約2.59kg。最近の15.5型ディスプレイ搭載モデルとしてはけして小さくも軽くもない。持ち運べないというほどではないが、ディスプレイサイズから考えても、基本的にデスク等で据え置きに近い扱いで使って、会議等での一時的な持ち出しに使う程度という用途が向いているだろう。