仏Parrotは7月10日、超小型ドローン「Rolling Spider」と地上走行型ロボット「Jumping Sumo」を日本国内で発売することを発表した。ともに7月中に予約受付を開始し、8月に発売する予定だ。希望小売価格は、Rolling Spiderが税込12,800円、Jumping Sumoが税込19,800円。

Rolling Spider、Jumping Sumoとも同社の「MiniDrones」シリーズに属する製品で、無料アプリ「FreeFlight 3」とBluetooth Smartを介して、スマートフォンやタブレットから操縦できる。

Rolling Spider

Rolling Spider

Rolling Spiderは、55gの超軽量・超小型ドローン。アプリの離陸ボタンを押すと空中で指示を待ち、スマートフォンやタブレットを傾けると同じ動きをする。左右旋回、前後や横方向への宙返りなどが可能だ。操作アプリの「FreeFlight 3」にはiOS版とAndroid版があり、10月にWindows 8.1/Windows Phone 8.1版の提供を開始する予定だ。

電源は容量550mAhのリチウムポリマー充電池で、稼働時間は8分。3軸加速度計と3軸ジャイロスコープ、垂直カメラ、超音波センサー、圧力センサーによって安定した飛行を実現する。垂直カメラで静止画を撮影し、保存することもできる。赤、青、白のカラーバリエーションがある。

付属の口シールで表情を演出

2輪の超軽量ホイールが付属する

操作アプリ「FreeFlight 3」

使用イメージ

Jumping Sumo

Jumping Sumo

Jumping Sumoは2m/秒の速度で走行する、室内向けの2輪車型ロボット。90度のカーブや180度の回転動作、最大80cmのジャンプも可能だ。FreeFlight 3アプリで操縦する点はRolling Spiderと同じだが、通信にはWi-Fiを利用する。電源は容量550mAhのリチウムポリマー充電池で、稼働時間は20分。

FreeFlight 3でコースやアクションをプログラミングして、自動走行ができる。広角カメラを搭載しており、操縦中のスマートフォンやタブレットにライブ映像を配信したり、静止画や動画を撮影・保存することも可能だ。黒&赤、白&黒、カーキ&黄のカラーバリエーションがある。

付属のシールで演出

幅を狭めたコンパクトモード

使用イメージ