続いて、キヤノンの西尾雅裕氏から「Mopria Print ServiceとKitKat」と題したプレゼンテーションが行われた。モプリア アライアンスでは現在、GooglePlayで無料のアプリ「Mopria Print Service」を提供している。対応OSは、AndroidスマートフォンではKitKat(OS 4.4)以上。タブレットではHPの製品を中心に数機種が対応済み。プリンター側は、250機種ほどが対応している。

キヤノンの西尾雅裕氏(写真左)。GooglePlayで、Mopria Print Serviceが提供されている(写真右)

現在は、利用者がアプリを入れることで印刷を実現している。モプリア アライアンスでは今後、モバイル端末にあらかじめ印刷機能がプリインストールされる環境を目指していくとのことだ。プレゼンの最後に、会場では実機を使ったデモが行われた。

スマートフォンでPDFを開き、メニューから「印刷」を選択。Wi-Fiで繋がっている対応プリンターの中から使用したい製品を選ぶだけで、印刷を行うことができた