米Googleは6月25日(現地時間)、同社の開発者向けイベント「Google I/O 2014」において、自動車向けのAndroidプラットフォーム「Android Auto」の概要とデモンストレーションを披露した。

Android Autoは、タッチパネル液晶付きの車載コンソールにAndroidスマートフォンを接続して、カーナビシステムのように使用するためのプラットフォームだ。Google Mapsによるカーナビ機能、Google Play Musicによるオーディオ機能、Google Nowによるリマインダー機能を標準で用意する。

カーナビのような車載コンソールにスマホなどAndroid端末を接続して利用する

Android AutoのGoogle Mapsによるナビ画面

操作方法は、ダッシュボードに手を伸ばして車載コンソールの画面をタッチするほか、音声認識によるフリーハンドコントロールも可能だ。また、ハンドルに専用ボタンを搭載するオプションも用意している。

開発パートナー企業には、24社の自動車メーカーが名を連ねており、2014年末までに最初のAndroid Auto搭載車が登場する予定だ。

タッチ操作と音声による操作に対応

ハンドルにAndroid Auto用の操作ボタンが

Google Mapsを利用したナビゲーション画面

Google Play Musicによるオーディオ機能。画面下部のアイコンがヘッドホンなのはご愛嬌?

全42社の開発パートナー企業。24社の自動車メーカーを含む

Android Auto対応アプリも用意される