シー・シー・ピーは5月23日、ロボット掃除機「LAQULITO(ラクリート)」シリーズの新モデル「HEPA フィルター搭載モデル CZ-S01」(以下CZ-S01)を発表した。発売は6月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は24,800円前後(税別)。

「CZ-S01」

CZ-S01は、空気清浄機などにも使用されているHEPAフィルターを採用したロボット掃除機。HEPAフィルターは、直径0.3μm以上の粒子を99.97%捕集する規格。床の上の目に見えるホコリだけでなく、部屋の空気中の目に見えない細かなハウスダストも取り除くことが可能だ。

本体はスクエアタイプの形状を採用。壁際や部屋の角といったホコリのたまりやすい場所も、丸型のロボット掃除機より効率的に掃除できる。

壁や家具などへの衝突と、10cm以上の高さからの落下を防止するセンサーを搭載。本体サイズはW260×D264×H70mmで、狭い場所にも入っていきやすい。動作モードは「スパイラル」「壁づたい」「ランダム」の3パターンで、CZ-S01はこれらを組み合わせて自動運転を行う。

【左】正面 【中】HEPAフィルター 【右】充電時は縦置きとなる

電源はリチウムイオン充電池で、充電時間は約5時間。フル充電の場合、約50分の連続運転が可能だ。バッテリーの容量が少なくなると充電スタンドのそばまで戻ってくる「帰巣モード」も搭載。なお、使用していない際の設置スペースを小さくするために充電時はスタンドに縦置きする方式が採用されており、自動で充電を開始することはできない。

集塵容器の容量は約0.25Lで、最大掃除面積は約25畳。専用のアロマトレイも付属している。