ズカンドットコムは5月12日、画像認識によって魚の種類を自動判別するスマホアプリ「魚みっけ」のiOS版をリリースした。

「魚みっけ」は、魚の画像を送信すると、種類を自動判定して候補となる魚を表示するアプリ。魚の名前だけでなく、細かな分類情報なども知ることができる。

「魚みっけ」の画面イメージ

画像の自動判定は、同社の運営する「WEB魚図鑑」に集められた2904種・3万7015データ(2014年2月9日時点)の画像をもとに行われる。対象となる魚は日本産の約2000種で、イカ・タコ類は含まれない。

生き物の写真による自動判定は難易度が高く、高度な画像認識技術と膨大な学習データが必要となるが、「魚みっけ」では、もとになった約3万7000点の写真のなかから、より特徴が強く出ている2万点を手作業で抽出するなど、地道なブラッシュアップを行うことで精度を高めているという。

「魚みっけ」のAndroid版はGoogle Play、iOS版はApp Storeからダウンロード可能。3回まで無料で試用でき、以降、継続して使用する場合の料金は300円となっている。