駅からのメインストリート沿いには、ハイデルベルク大学をはじめ、学術施設が立ち並ぶ。ただし、この日は日曜だったこともあり、人通りもまばら。礼拝帰りの人々の姿がちらほら見られる程度だった。旧市街の空には教会の鐘が鳴り響いており、それに引かれるように教会方面へ足を向ける。
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珍しい自転車を発見! 後ろのカーゴには、なんと赤ちゃんが乗っていた(原寸大画像を見る) |
「歩行者優先エリア」の標識。この一帯は、車は徐行運転しなければならない。絞り優先オート F2.8(原寸大画像を見る) |
非日常的な演出が似合うヨーロッパの風景
EX-100のいいところは、撮り手の気分や姿勢に柔軟に応えてくれるところだ。「プレミアムオート PRO」モードで、すべてをカメラ任せて気軽にシャッターを切っていくのもいいし、ちょっとお洒落に撮ってみたい場所では「プレミアムブラケティング」を使ってみたい。プレミアムブラケティングでは、2種類の設定項目を3段階に変更しながら、合計9枚の写真を連写する「2軸ブラケティング」がおすすめ。
同様に、アートショットのトイカメラやHDRアート、ジオラマなども楽しい。しかもヨーロッパの風景には、これらの機能を使ったやや非日常的な演出がことさらマッチする。ヨーロッパは、何でもない街角の風景が常に映画のワンシーンのようだ。
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礼拝帰りの家族だろうか。プレミアムブラケティングの「ホワイトバランス×彩度」で撮影。赤枠は実際に選んだ写真(原寸大画像を見る) |
寒色に振りつつ彩度を強調することで、お洒落な雰囲気と女の子の可愛さが引き立つ(原寸大画像を見る) |
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望遠端(300mm相当)で。まるで映画のワンシーン(原寸大画像を見る) |