説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「アプリのアップデート、いつ実行すればいいですか?」という質問に答えます。

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App Storeでダウンロードしたアプリは、有償/無償を問わず自由にアップデートできます。iPhone上にあるアプリがアップデートされた時点で、App Storeアプリに通知され、バッジ(アイコン右上の赤丸)に加算されます。バッジの数を見れば、いますぐアップデート可能なアプリの数がわかるしくみです。

アプリのアップデートはいつでも実行できますが、使用する回線の種類による制限を受けます。100メガバイトを超えるアップデートはWi-Fi接続時でなければ、開始できません。それ以下のサイズだとしても、アップデート可能なアプリの数が多ければ通信量が増えるため、7ギガバイト/月の制限にかかる可能性も出てきます。よほど急がないかぎり、アップデートはWi-Fi接続時に実行すべきでしょう。

なお、パソコン(iTunes)でアプリのアップデートをまとめて実行しておき、iPhoneと同期したときに転送するという方法もあります。iPhoneのバックアップ先はつねにパソコン、iPhoneには必要最小限のアプリしか入れない、という使い方を好む場合はこちらのほうがいいかもしれません。

積極的にメンテナンスされているアプリは、高頻度でアップデートが実施されます。放置しておくと、App Storeアプリのバッジに表示される数がみるみる2桁、3桁になりますから、まめにアップデートしたほうがいいでしょう。ただし、いちどアップデートしてしまうとパソコンにバックアップがないかぎり以前のバージョンに戻せないため、注意が必要です。

よほど急がないかぎり、アプリのアップデートはWi-Fi接続時に実行すべきでしょう

パソコンとiPhoneをひんぱんに同期させているのならば、パソコン(iTunes)側でアップデートする方法もあります