FreeBSD - The Power To Serve

FreeBSD Foundationは4月28日(米国時間)、「FreeBSD Foundation: FreeBSD Foundation Spring Fundraising Campaign - Funding Highlights」において、現在実施している春の募金キャンペーンに関連してこれまでFreeBSD Foundationの支援の元で進められてきた開発などを紹介した。FreeBSD Foundationへの募金がFreeBSDプロジェクトの活動を支援しており、意義のある募金であることを伝える狙いがあるものとみられる。

支援活動の例としてUEFI対応のブートローダの開発が取り上げられている。現在、エンタープライズ向けおよびコンシューマ向けに販売されているサーバやPCはUEFIとBIOSの双方を搭載しているものが増えている。将来的には制限の多いBIOSは廃止され、UEFIが大半を占めることになると予測されている。UEFI対応のブートローダはこうした状況に対応するために必須とみられており、FreeBSD Foundationでは支援の元で開発はすでに実施されており、FreeBSD 10.1-RELEASE以降で登場することになるだろうと説明している。

FreeBSD Foundationの説明によればFreeBSD 10.1-RELEASEは2014年の後半でリリースされるだろうと説明している。現在、2014年7月末までにFreeBSD 9.3-RELEASEが予定されているが、10.0-RELEASEに関してFreeBSDプロジェクトからは明確なリリーススケジュールは公開されていない。