ユピテルは4月25日、フルHDでの撮影に対応したドライブレコーダ「DRY-FH211」「DRY-FV33」を発表した。発売は5月中旬。価格はオープンで、推定市場価格はDRY-FH211が12,000円前後で、DRY-FV33が15,500円前後(税別)。

「DRY-FH211」(上)と「DRY-FV33」(下)

DRY-FH211はスタンダードタイプで、DRY-FV33は左右に向きを変えられるスイングタイプ。いずれも常時録画タイプのドライブレコーダーだ。

2製品とも、記録する解像度は1080p HD(1,920×1,080ドット)/1080p(1,440×1,080ドット)/720p(1,280×720ドット)の3種類で、音声の同時記録も可能だ。撮像素子はCMOSセンサーで、レンズの画角は対角140度(水平100度、垂直70度)。広い範囲を撮影できる。2.4型の液晶ディスプレイを搭載しており、撮影した映像をその場で確認することが可能だ。

フレームレートは記録モードによって異なり、1080p HDの場合は10fps、1080pの場合には15fps、720pの場合には15fpsと30fpsから選択できる。記録形式はAVI/H.264。

32GBのmicroSDHCメモリーカードを使用した場合、720p/15fpsでは約960分、720p/30fpsでは約560分、1080pと1080p HDでは約400分の記録が可能だ。利用可能な記録メディアはmicroSD/SDHCメモリーカード(2GB~32GB)で、4GBのmicroSDHCメモリーカードが付属している。

通常は、エンジンのオン・オフに連動した常時記録で使用するが、この場合はストレージの空き容量が少なくなると、古いものから順に上書きされていく。保存しておきたい場面を専用のフォルダに記録する上書き禁止録画も利用可能だ。

これまでのユピテル製ドライブレコーダーでは、上書き禁止録画機能を使うためのRECボタンとMENUボタンが兼用になっていた。新モデルでは、ワンタッチ記録ボタンを追加。操作性が向上している。

本体サイズは、DRY-FH211がW90×D24×H59mmで、DRY-FV33がW99×D50×H54mm。質量は、DRY-FH211が80gでDRY-FV33が96g(microSDカード含む)。電源は12V専用だ。