サンコーは3月7日、「アイキャッチプリクラッシュアラーム(居眠り防止装置)GPS付きモデル」を発売した。希望小売価格は59,800円(税込み)。

【左】「アイキャッチプリクラッシュアラーム(居眠り防止装置)GPS付きモデル」 【右】背面

アイキャッチプリクラッシュアラームは、顔認識と瞳孔検出によって、運転中の居眠りや脇見を検知する装置。赤外線で検知を行うため、夜間や、眼鏡、サングラスを掛けた状態でも利用可能だ。検知範囲は左右20度、上下30度以内。検知距離は通常の場合は60~70cmで、眼鏡着用時は70~90cm。居眠りや脇見運転を検知した場合、大音量で警告音が鳴る。

タクシーの配車コントロールにも使用されているAVL(automatic vehicle locator)自動車両追尾システムにも対応しており、中央コントロールセンターから運行状況をモニターすることもできる。

今回のモデルでGPSを搭載したのは、車速を検知するためだ。何km/h以上の速度で検知を行うかを4段階で指定できる。低速走行での検知を行わないようにすることで、車庫入れや交差点での右左折の際に、脇見運転と判断されることを防ぐことができる。本体サイズはW92×D35×H80mmで、質量は225g。

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