リコーイメージングは、コンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-4」の発売を4月下旬に、「RICOH WG-4 GPS」の発売を3月25日に、それぞれ延期することを発表した。

写真上段が「RICOH WG-4」、写真下段が「RICOH WG-4 GPS」

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2モデルとも、2014年2月に発表された製品。製品発表当初は2モデルとも3月中旬発売とされていた。発売延期の理由として同社では、一部の部品調達に遅れが生じ、初期数量の確保に時間を要するためとしている。

RICOH WG-4、RICOH WG-4 GPSは、2013年1月に発表された「PENTAX WG-3」「PENTAX WG-3 GPS」のそれぞれ後継機となるアウトドア向けモデル。水深14mで2時間まで使用可能な防水性能(IPX8、JIS保護等級8相当準拠)、2mからの落下に耐える耐衝撃性能、IP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、マイナス10度までの低温で動作する耐寒性能、耐荷重100kgfというタフネス性能を備えている。タフネス機ながら開放F2.0(広角側)の明るいレンズを搭載するとともに、撮像素子には裏面照射方式のCMOSセンサーを採用する点も特徴だ。RICOH WG-4 GPSは撮影画像に位置情報を付加したり、移動中のログデータを記録したりできるGPS機能なども搭載されている。

2モデルとも、価格はオープンとなっている。推定市場価格はWG-4が3万円台前半、WG-4 GPSが3万円台後半。

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