ニコンブースは毎年奥まったところにどーんと構えているイメージ。おなじみの黄色いロゴが目印だ

2月13日より開催されている国内最大級のカメラ展示会「CP+2014」。安定感抜群のニコンブースは今年も「COOLPIX」シリーズの最新モデルが楽しめるほか、一眼カメラでは「D3300」が登場。これらの新機種はひとつのコーナーに分かりやすくまとめられている。他にはジオラマを備え付けの一眼レフを使って撮影するコーナーがあり、精巧なジオラマを様々なカメラで撮影することができる。

今回発表された新機種はひとつのコーナーにまとめられており、手に取って試してみることができる

ジオラマコーナーは横浜地域の精巧な模型が設置され、「Df」や「D800」など一眼レフと望遠レンズなどの組み合わせを試してみることができる

もうひとつ、現在開発中とアナウンスされている同社製デジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機「D4S」も展示。ガラスケースの中に入っており触ることができないのが残念だが、フラッグシップ機の存在感を見せつけていた。

「D4S」はガラスケースの中で参考展示されている

では、今回発表されている新機種を見ていこう。

D3300はエントリーマシンながらローパスレスになった機種。軽量化も図られている。ボディカラーはブラックとレッド。現在のトレンドとはいえほとんどの機種がローパスレスになってきた。

「COOLPIX P340」はF1.8の明るいレンズと大型センサーが魅力の高画質コンパクト。Wi-Fiも内蔵しており、スマートフォンとの連携も可能だ。「COOLPIX P600」は光学60倍ズームの望遠が使えるモデル。バリアングルモニターを備え、本格的な撮影を行える。

エントリー機の「D3300」は2色展開。2,416万画素・ローパスレスはエントリー機とはいえないハイスペックだ

高級コンパクトの「COOLPIX P340」。f1.8の明るいレンズが魅力だ

一眼レフの交換レンズに採用されている高性能なスーパーEDレンズを搭載した「COOLPIX P600」。一眼と同じレベルの画質が楽しめる

3色展開の「COOLPIX S9700」。GPS、Wi-Fiといろいろな機能を使いこなしたい人向け

「COOLPIX S9700」は光学30倍ズームが使えるSシリーズのフラッグシップモデル。GPS、Wi-Fiを搭載した多機能モデルだ。「COOLPIX S6800」は光学12倍ズーム、Wi-Fi搭載の普及モデル。夜撮りキレイテクノロジー、メイクアップ効果など、簡単に綺麗に撮れるコンデジだ。

ピンク、白、赤と女性にこそ使って欲しいカラーリングのS6800。12種類のメイクアップ効果がポイントだ

レンズ前2cmまで寄れるマクロ機能も搭載した「COOLPIX S3600」。バッグに入れやすいスリムボディだ

「COOLPIX S3600」は光学8倍ズーム、3色展開。薄型ボディも女性向けの製品といえる。「COOLPIX S32」は防水10mの簡単カメラ。子どもが使うことを前提としたひらがなメニュー、アイコン表示もポイントだ。

10m防水、耐衝撃1.5m、防塵性などにも優れた「COOLPIX S32」。子どもが乱暴に扱っても大丈夫な堅牢さが特徴だ

シンプルな「COOLPIX L30」。単三電池が使えて撮影も簡単なシニア向け機種ともいえる」

単3形電池動作に対応した「COOLPIX L30」。高機能ではなく、押すだけで簡単に使えることを目指した機種。光学5倍ズーム、メイクアップ効果も利用可能だ。

最後にアウトドア対応の「COOLPIX AW120」。18m防水、耐衝撃2m、耐寒、防塵性能も高く、世界地図内蔵でGPS機能が利用可能だ。

F2.8、広角24mmから5倍ズームが利用できる「COOLPIX AW120」。オープンウォーターライセンスに対応している