MVNOの格安SIMが話題ですが、少し調べてみて、サービス数の多さに途方に暮れた経験のある人も、少なくないと思います。MVNO SIMを提供している会社は10社以上あり、更にそれぞれ細かくプランがあるため、面倒に思ってしまいがち。

でも実際はそんなに面倒なことではなく、以下の3つのポイントのうち、どれが自分の目的に合ったサービスか分かれば、その先の選択肢は絞り込めます。

  1. 月額1,000円以内で収めたいかどうか
  2. 090/080の電話番号で通話がしたいかどうか
  3. 一時的に使いたいのか、継続して使いたいのか

1は「月々1,000円未満で、高速通信できるのはそこそこ」か「月々1,000円以上だけど余裕をもって高速通信する」の2択になります。お値段とやりたいことのどちらを優先するかがポイントとなります。

選ぶポイントは、高速通信の使い方。毎日30MBまで高速できるのがいいのか、月で500MBまでがいいのかなど、容量と金額で自分のベストプランを見つけてみてください。月々1,000円未満の一例としては、「OCN モバイル ONE」(30MB/日まで112.5Mbps。以降200kbps)や、「ぷららモバイルLTE」(100MB/日まで112.5Mbps。以降200kbps)、「IIJmio高速モバイル/Dサービス ミニマムスタートプラン」(3日で366MBまで&500MB/月まで150Mbps。以降200kbps)などの格安SIMがあります。

2は、ユーザーによっては結構重要なポイントです。格安SIMのほとんどは090/080の電話番号では通話ができませんが(『050plus』などのIP電話アプリを使う方法があります)、一部対応したプランがあるので、そこを選ぶことになるわけです。格安とは言えませんが、キャリアよりはお安くなります。その際に、無料通話があるかどうか、高速通信が月にどれくらいできるか、といった視点で検討すると良いでしょう。090/080が付いている一例としては、「スマホ電話SIM フリーData」や「携帯電話SIM プランS」などがあり、データ専用SIMでも「OCN モバイル ONE 050 plus」であれば、IP電話がついているプランもあります。

3は、毎月料金がかかるのではなく、一定期間使えるだけ使いたいという方に最適ないわゆるプリペイド•タイプです。ここでのポイントは、値段と容量です。一例としては、「OCN モバイル ONE プリペイド」(30MB/日、1暦日ごとに通信容量を超えた場合、送受信時最大200kbps)や、IIJmioプリペイドパック(データ量500MBまでで、利用期限は、開通手続き日より3ヵ月後の月末まで)、b-mobaileのプリペイドプランがあります。

ここまでチェックできたら、格安SIMのことはほぼ分かってきているはずです。この先に慎重になるポイントは、「SMSオプション」の有無、「最低使用期間の確認」ぐらいです。自分の目的に合ったSIMを選んで、快適SIMライフを是非楽しんでください。

記事提供:SIM通

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