デジタルハリウッドは、2月1日より森美術館にて開催される「森美術館10周年記念展 アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」( 以下「アンディ・ウォーホル展」)への制作協力を行った。

アンディ・ウォーホル展のひとつの目玉である「シルバー・ファクトリー」の再現について、デジタルハリウッドが制作協力を行った

「アンディ・ウォーホル展」は、初期から晩年までのウォーホルの作品と資料700点を包括的に紹介する、日本では過去最大級の回顧展。今回、デジタルハリウッド(専門スクール)が行ったのは、同展内で展開されている、ウォーホルの伝説のスタジオ「シルバー・ファクトリー」再現制作。当時撮影された「シルバー・ファクトリー」の写真素材をもとに、4つの壁面と天井、床をレンダリングしたデータを出力し、再現を試みた。

また、この制作協力に関して、森美術館からの依頼で2013年の8月よりプロジェクトが開始され、OJTというカリキュラムの一部で行った。臨場感溢れるスタジオを再現するため、3DCGと2DCGを駆使して制作を実施。小倉以索講師によるディレクションと制作進行のもと、3DCGチームが制作した立体データに2DCGチームが作成した画像を貼り付けていくという流れで進行。同学の「本科・CG/VFX専攻」と「本科・デジタルデザイン専攻」に在籍する学生が協力する形で制作を行ったということだ。