Xperia Z Ultra

続いて定番モデルである「Xperia Z」をファブレット化、つまり大画面化した「Xperia Z Ultra」だ。タッチ&トライコーナーに従来の「Xperia Z」と一緒に展示されていたが、比較するとその違いに驚かされる。6.4インチの液晶画面は見た目にも大迫力だ。写真や動画の閲覧など、大画面ならではの使い方が多彩に楽しめるとしている。

「Xperia Z Ultra」。これだと大きさがわかりにくいが

「Xperia Z」(左)と比べるとかなり違うことがわかる

全体的なサイズは劇的にアップしたものの、薄さだけは6.5mmと、フルHD対応モデルとしては世界最薄を実現。厚みと幅はほぼパスポートサイズなので、片手でもストレスなく持てるという。

実際に持ってみたが、かなり大きな見た目の印象の割にはたしかに薄くて持ちやすいと感じた。スマートフォンと7インチクラスのタブレットを両方持ち歩くような生活をしているユーザーなら、その二つを一つにまとめることができる「Xperia Z Ultra」は絶妙なサイズ感であり、有力な乗り換え候補になるだろう。あまり荷物を増やしたくない外回りの営業マンや、あまりお金がなくて一台ですべてに対応したい新大学生あたりにオススメできそうだ。

写真左:背面、写真右:側面

天面

なお、操作のサクサク度合いやカメラなどの基本機能は評価の高い「Xperia Z」から引き継いだだけあり良好。ファブレットの名前の通り、スマートフォンとタブレットの長所を組み合わせたようなモデルである。