パナソニックは7日、7インチサイズの頑丈タブレット「TOUGHPAD(タフパッド)FZ-M1」4種を3月上旬より順次、法人向けに発売すると発表した。

TOUGHPAD(タフパッド)FZ-M1

TOUGHPADは、軽量・長時間・頑丈・高性能をウリにする「レッツノート」と頑丈パソコンの「タフブック」の技術を融合したタブレット端末。150cmの高さからの落下試験(非動作時/6方向)による耐落下性能を備え、IP65準拠で水や埃にも強い設計となっている。

OSはWindows 8.1 Pro(Windows 7 ダウングレード済みモデルも準備)、CPUは、1.6GHzのインテル Core i5-4302Y vPro プロセッサーで、独自の設計によりファンレスを実現した。また、セキュリティチップを搭載し、ソフトウェア、ハードウェアレベルの両面からデータを保護することができる。

想定するユーザー層は、運輸・物流、小売、電気・ガス、製造業などの分野で、ユーザーの業務用とに合わせて、本体一体型のアタッチメントオプションを装備可能。オプションには、「バーコードリーダー or LANコネクター or シリアルコネクター」「スマートカードリーダー or NFC準拠非接触カードリーダー」などがある。

TOUGHPADには4製品あり、仕様は品番ごとに異なる部分がある。各品番のスペックは以下のとおり。

品番 FZ-M1CCAAZBJ FZ-M1CCAAJBJ FZ-M1CCAAZCJ FZ-M1CCAAJCJ
発売日 3月上旬 3月下旬
OS Windows 8.1 Pro 64ビット Windows 7 Professional 32ビット プレインストール済みモデル(Windows 8.1 Proダウングレード権行使)
CPU インテル Core i5-4302Y vPro プロセッサー 1.60GHz(ターボ・ブースト2.0利用時最大2.30GHz)
メモリ 4GB
ストレージ SSD 128 GB
ディスプレイ 7型 WXGA (16:10)1280×800ドット TFTカラー 広視野角液晶(AR処理静電容量式マルチタッチパネル(10フィンガー対応))
デジタイザ 非搭載
Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠
Bluetooth 4.0
インタフェース USB3.0ポート(標準サイズ)、microSD カードスロット
ワイヤレスWAN 非搭載 ワイヤレスWANモジュール内蔵(Xi(LTE)対応) 非搭載 ワイヤレスWANモジュール内蔵(Xi(LTE)対応)
内蔵カメラ フロントカメラ(200万画素)、リアカメラ(500万画素)
バッテリ駆動時間 約8時間
サイズ 高さ 132mm×幅202.7mm×厚さ18mm
重量 約540g 約550g 約540g 約550g