米Dellは6日(現地時間)、米Valveが企画する「Steam Machine」専用のゲーム機「ALIENWARE Steam Machine」を開発中であると発表した。2014年後半の提供開始を目標としている。米Valveはオンラインゲーミングプラットフォーム「Steam」の開発・運営元として知られている。
Steam Machineは、Steam OSを搭載するリビングルーム向けのゲーム機。米Valveがすでに試作機を用意しており、米Dellなど複数のベンダーがハードウェアを開発・提供していく予定だ。
ALIENWAREは米DellのゲーミングPCブランド。2010年より製品にSteamをプレインストールしており、米Valveと密接に協業を進めてきた。今回のALIENWARE Steam Machineには、同ブランドの小型デスクトップPC「ALIENWARE X51」のノウハウが活かされており、AVラックになじむようデザインされ、リビングでの使用を想定した冷却・騒音管理が施される。また、Steam Machine版のALIENWARE X51も同じく2014年後半に提供する計画であるという。