キーワードはMVNO

でだ、買い換えタイミングであるから"プランの見直し"が活発になるかというと、それだけではない。「MVNO」(Mobile Virtual Network Operator)の存在がある。

買い換えのタイミングということは、使わない端末が手元に残るということ。そんな端末を有効活用するのに「MVNO」の存在は大きい。

「MVNO」というと、SIMロックフリー端末、(詳しくはこの辺を参照を真っ先に思い浮かべるかもしれないが、「MVNO」のサービスを利用することで、"古い端末"も有効活用できるようになる。具体的な話は割愛するが、約1,000円くらいでデータ通信が使いたい放題(通信速度規制ありの場合もある)のプランもあるので、敷居はかなり低い。

スマートフォンの通話料金に不満があるなら、「MVNO」利用を考慮してフィーチャーフォン(いわゆる昔の携帯)に出戻るのもよいかもしれない。

しかも、音声通話対応のSIMなんかもでており、かなり活発化している。

日本通信の音声通話対応SIMサービス「スマホ電話SIM」。音声通話のみの場合は月額1,080円~、ネットと両方使う場合は月額2,060円~で利用可能

そんな環境にあると考えれば、通話料金の高い(無料通話がない"など")スマートフォンの運用プランを見直そうとする動きも当然あるだろう。

つまり、「古いスマートフォン+MVNO」&「フィーチャーフォン」で安価運用という流れだ。案外あり得そうな運用プランではなかろうか。

そしてこれが一番望ましいのだが、キャリアによる低価格プランの提唱。それによるプラン運用の見直し。そんな流れが2014年にあるのではないだろうか。少なくとも「MVNO」による低価格サービスは数多く登場しており、キャリア云々を差し置いても注目していきたいと、小生は思っている。

ちなみに小生は、ドコモ4回線、au2回線が生きており、ランニングコストがパない。 "キャリアさん、早急に低価格プランの提唱をお願いしますッツ!"

(記事提供: AndroWire編集部)