アイ・オー・データ機器は、ともにポータブル・ドライブ向けのカートリッジ規格「USM」(ユニバーサル・ストレージ・モジュール)に対応する新製品として、USM規格用アダプタと組み合わせて利用するポータブルSSD「HDUS-SS」シリーズと、USM規格用のUSB 3.0変換アダプタ「ADUS-UT」を発売した。

USMは、SATAカートリッジの新たな業界規格。パソコンだけでなく、DVDドライブなどのあらゆるドライブ機器での利用を想定しており、一部のパソコンでは採用がはじまっている。今回発表の製品は、そのUSMに対応したポータブルSSDとUSB変換アダプタだ。

HDUS-SSシリーズ

HDUS-SSシリーズ

後述の同社USM用USB 3.0変換アダプタ「ADUS-UT」や、同社Thunderbolt変換アダプタ「ADUS-TB」と組み合わせることで、ポータブルSSDとして利用できる外付けSSD。同社Thunderbolt対応ポータブルSSD「HDUS-TBSSS」の交換用SSDとしても活用できる。

別売りのアダプタと組み合わせて利用する

ラインナップは容量120GBの「HDUS-SS120K」と、同240GBの「HDUS-SS240K」。価格は前者が16,800円(税別)、後者が31,700円(税別)で、ともに2014年1月中旬の出荷を予定。本体サイズ/重量は約W81×D112×H15mm/約135g。対応PCやOSは組み合わせる変換アダプタによる。

ADUS-UT

ADUS-UT

前述のHDUS-SSシリーズなど、USMに対応したSSD/HDD用のUSB 3.0変換アダプタ。価格は3,100円(税別)で、2014年1月中旬の出荷を予定。本体サイズ/重量は約W81×D12×H15mm/約13g。USB 3.0/USB 2.0いずれかのポートを装備したPCに接続できる。