チームA++「AIAI」

チームA++は「AIAI」という傘貸し合いサービスを開発した。テレビドラマ「リーガルハイ」の主役である古美門 研介のような話し口調でプレゼンテーションを行ったA++に会場は大爆笑。

プレゼンテーションだけではなく、サービス内容も優秀で、ヤフーの各種APIを利用して傘の貸し借りをアプリ上でスマートに実現。お助けポイントを貯めることで、傘の購入も可能になるとしていた。

チームばなな「Topic Study」

チームばななは「Topic Study」と呼ばれる英語学習サービスを開発。つなぎ合わせ回答型の英単語テストをブラウザ上で実現できるというもので、単語はYahoo! トピックスから収集したものになっている。

ただ、このサービスのキモは独自でHTMLタグを新設したこと。「match」というタグでたような機能を実現したという。「スタート地点は新しいタグを作りたいから」かと問われたチームばななは「そこが出発点。このタグを最大限に生かせるサービスはクイズだった」と開発に至った経緯を話した。

チームnass「くまSTATION」

チームnassは可愛い熊のぬいぐるみがニュースや天気を起床時に教えてくれる「くまStation」を開発した。頭に加速度センサーが内蔵されているヘッドバンドを巻き付け、頭の動きで様々な行動を検知する。

起床時は起きる動作だけで設定した地域の天気を聞くことができる。また、首を振ることでヤフートピックスのタイトルや記事内容の確認もできる。

チーム鉄板座談会「Aina」

鉄板のお店に行っているときにサービスを思い立ったというチーム鉄板座談会は、鉄板とは方向性がまるで違う「Aina」というサービスを手掛けた。

どこかに出かけたいと思いつつも、目的地が定まらない人に場所を提案するアプリで、提案場所はFoursquareの高評価ポイントなどから引用している。非常に完成度が高いアプリとなっており、UIデザインも目を引くものに仕上がっていた。

チーム愉快なかまいたち★「SyllaBase -Academic Curation Service」

チーム愉快なかまいたち★は、わかりにくい大学のシラバスをわかりやすくする「SyllaBase -Academic Curation Service」というサービスを開発した。

このチームは、誰一人として同じ大学の学生がおらず、中高生にプログラミングを教えている団体のメンターが参加している。

シラバスは形式的な表記ばかりで、将来どのような仕事に役立つかを明示していないことに不満を覚えたというチームメンバーは、形態素解析などを利用してYahoo!ニュースと各講義のシラバスを結びつけて「この授業はこういう将来像が見える」ということをビジュアルで視認できるようにしたという。