東京・台東区の上野の森美術館にて、人気アニメ『ヱヴァンゲリヲン』をモチーフにしたさまざまな武器を展示する「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」が開催されている。会期は12月23日まで。入場料(当日券)は一般1,000円、大学・高校生800円、中・小学生600円、未就学児と障がい者手帳の持参者は無料。

「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」ポスター

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』のメカニックデザインを務める山下いくとが今回のためにデザインした「刀野薙-NATAYANAGI-」が、刀匠の手によって作り出されるコラボ企画も始動する

同展では、日本刀の職人たちが映画『ヱヴァンゲリオン新劇場版』からインスピレーションを受け、劇中に登場する武器を再現したり、キャラクターからイメージを受けた現代的なデザインの日本刀を公開。併せて日本刀の刀姿の変遷といった日本刀の基本的な世界も分かりやすく解説する。

また、東京会場での展示より、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』のメカニックデザインを務める山下いくとが同展のために描き下ろしたオリジナルの刀剣類を、刀匠・宮入小左衛門行平が製作するというコラボレーション企画も登場。この展示のためにデザインされたのは、薙刀の「刀野薙-NATAYANAGI-」。会場では製作途中の刀身を展示する形となり、完成は2014年11月を予定している。

そのほか、ヱヴァンゲリオン関連パネルや2mの初号機フィギュア、レイ・アスカの等身大フィギュア、記念撮影用バナーなどを展示。葛城ミサト役の三石琴乃による音声ガイドや同展オリジナルグッズの物販なども展開される。

なお、東京会場では同展にあわせて『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の名場面を、海洋堂のアクションフィギュア「リボルテック」と精緻なジオラマで再現する「海洋堂エヴァンゲリオンフィギュアワールド」も同時開催される。展示されるフィギュアは海洋堂フィギュアミュージアムが制作したもので、会場ではエヴァンゲリオンの「リボルテック」の一部も販売される。両展示会ともに、詳細は「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」公式サイトにて確認してほしい。