おなじみの音声アシスタントアプリ、Siri。ネット上ではユニークなやりとりのスクリーンショットをアップするのが話題になりましたが、お茶目要素抜きでもアプリとして優秀です。Siriの良さのひとつは、手がふさがっている時や寝る前など手を動かすのも面倒な時などに音声で端末を操作できること。今回は忙しい時や疲れた時に知っておくと役立つSiriの小技を紹介します。
- 長いワードは音声入力で検索
フリック入力も慣れると素早く単語や文章を打てますが、それでも長い文節だと疲れてしまうことが。Siriは音声入力に対応しているので声だけでメールやSNSの投稿が可能で、もちろん検索にも使えます。ナビやマップに住所を入力する時は便利でしょう。
- 不在着信でも音声だけで折り返し発信
Siriから電話アプリを起動して発信できるのはご存知の方も多いかと思います。しかし、ただ発信する以外にも不在着信をチェックした上で折り返し発信できるのです。「不在着信を教えて」で履歴を表示され、その後「折り返し電話して」で即電話をかけられます。忙しい時でも手早く電話ができる点でおススメ。
- 「○○をかけて」「○○を再生」でミュージックやボイスメモを再生
iPhoneやiPod touchなどにミュージックデータを入れてプレーヤーとして使ったり、会議の様子やちょっとしたアイディアはボイスメモで録音なんて使い方もありますね。音声データの再生もSiriから行なえます。「○○をかけて」「○○を再生」といった曲名やタイトル名を指定するだけで再生可能。寝る前にちょっと音楽を聞きたい、PC作業をしながら再生したいという場合に使える方法です。
- 音声認識でメモやリマインダーを作成
iOS 7端末でメモを取る場合、ボイスメモで録音するのもひとつの方法ですが、Siriの音声認識機能を使うことでテキストのメモとして保存できます。方法は「○○とメモして」と命令するだけ。また、「リマインダー:○○」でリマインダーも作成可能です。ちょっと文章を入力したい場合、Siriを使うことで作業時間を短縮できるのが便利。
- アラームやタイマーをセットできる
ちょっと睡眠を取りたい場合やカップラーメンを作る場合、iOS 7では目覚まし時計やタイマーとして時計アプリを使う方法があります。Siriを使えば時計アプリも音声で操作可能です。アラームの場合、「○時○分にアラームをセットして」と命令したり、また仮眠だったら「○分後に起こして」という命令でもオーケー。また、タイマーの場合は「○分後にタイマーをセットして」ですぐにスタートします。アプリを起動して時間設定をするのは少し面倒ですが、Siriを使うことでパッと設定できるのが楽でしょう。
Siriに話しかけて命令するのは周りが気になって少し気恥ずかしいですが、音声で操作や入力できる簡単さは慣れると重宝するもの。音声でiOS端末を操作できるのがSiriの長所なので、ぜひとも活用したいところです。