東芝は11月19日、BDレコーダー「レグザブルーレイ」の新モデル「DBR-Z420」「DBR-Z410」を発表した。発売は11月22日。価格はオープンで、推定市場価格はDBR-Z420が75,000円前後で、DBR-Z410が65,000円前後。

【上】「DBR-Z420」 【下】「DBR-Z410」

DBR-Z420・DBR-Z410は、「DBR-Z320」「DBR-Z310」の後継モデル。地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基搭載しており、2番組の同時録画が可能だ。内蔵のHDDは、DBR-Z420が1TBで、DBR-Z410が500GB。USB HDDの接続にも対応しており、市販のUSBハブを使うことで、最大で4台までのHDDを同時接続することができる。USB HDDは、AVC録画による長時間モードも利用可能だ。

従来機種に比べて動作速度が向上しており、番組表や各種メニューなどのレスポンスが向上。また、同社のレコーダーの特徴のひとつとなっている「おまかせプレイ」にも改良が加えられた。おまかせプレイは、録画した番組を選んでリモコンのおまかせプレイボタンを押すことで、自動的にCMとCM前後で映像が重複した部分をカットしたプレイリストを作成する機能。新モデルでは、録画リストからだけでなく、録画した番組の再生中でも、おまかせプレイボタンを押すことで、本編のみの再生が可能になった。

スマートフォンやタブレット、PCで動作するアプリ「レグザAppsコネクト」も利用できる。録画済の番組をスマートフォンやタブレットにダビングして視聴できる「RZポーター」、放送中の番組をタブレットで視聴できる「RZライブ」、複数の機器の録画予約を一元管理する「RZスケジューラー」など、種類は豊富だ。東芝製以外のスマートフォンやタブレットに録画済みの番組を持ち出せる「Twonky Beam」も利用可能だ。

接続インタフェースは、HDMI出力×1、USB端子(カメラ・BD-Liveメモリ用)×1、USB HDD専用端子×1、USB無線LAN専用端子×1、LAN端子×1、映像・音声出力端子×1、地上デジタルアンテナ入力端子×1、BS/110度CSデジタルアンテナ入力端子×1を装備する。

【上】背面(「DBR-Z420」「DBR-Z410」共通) 【下】フロントパネルを開けたところ

本体サイズはW430×D210×H46mmで、質量はDBR-Z420が2.4kg、DBR-Z410が2.1kgだ。消費電力は、DBR-Z420が22WでDBR-Z410が19W(BSアンテナへの電源供給時はプラス8W)。