IDC Japanは18日、2013年度第3四半期における国内携帯電話およびスマートフォン出荷台数実績を発表した。国内携帯電話とスマートフォンの出荷台数はNTTドコモ向けのスマートフォンの販売が落ち込んだことなどを背景に前年同期を大きく下回った。スマートフォンシェアでは、iPhone 5s/5cを武器にアップルが大きくシェアを伸ばし、54.1%となった。
2013年7-9月における国内携帯電話出荷台数は899万台と、前年同期比18.6%減となった。ドコモ向けスマートフォンの販売台数が大幅減となった一方で、好調だった昨年の反動を受けて、数値は大きく落ち込んだ。昨年は、主要半導体の供給不足解消により、出荷台数が大きく伸びた。
スマートフォン出荷台数は同13.7%減の688万台。携帯電話総出荷台数におけるスマートフォン出荷比率は76.5%で、77.4%だった前年同期と比べほぼ同じ水準となった。
スマートフォン出荷台数ベンダー別シェアでは、アップルが前四半期の36.1%を大きく上回る54.1%となり、四半期連続の首位いを維持した。2位にはドコモの2トップ戦略を受け、Xperiaシリーズが好調となったソニーがランクイン。シェアは20.5%となり、前年同期の15.7%を上回った。
(記事提供: AndroWire編集部)