東芝は18日、2013年秋冬モデルとして、Windows 8.1を搭載した8型タブレット「dynabook Tab VT484」シリーズを発表した。CPUに開発コード名"Bay Trail-T"ことIntel Atom Z3740を採用している。発売は11月22日より順次の予定。価格はオープンで、店頭予想価格は53,000円前後より。
独・ベルリンで9月に開催されたIFA 2013や、千葉・幕張メッセで開催されたCEATEC JAPAN 2013で先行展示され、注目を集めたタブレットが「dynabook Tab」のブランド名を冠して正式に国内で発表された。国内メーカーでは初のWindows 8.1搭載8型タブレット製品となる。
主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3740 (1.33GHz)、メモリがLPDDR3-1066 2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、ディスプレイが8型液晶(1,280×800ドット)。バッテリ駆動時間は約11時間。サイズはW135.9×D213.0×H10.7mm、重量は約445g。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはmicro USB 2.0×1、micro HDMI出力、ヘッドホン出力、micro SDカードスロット。前面200万画素・背面800万画素のカメラを装備する。本体カラーはライトゴールドのみ。
ストレージのフラッシュメモリ容量はモデルにより32GBもしくは64GB。さらに付属ソフトの違いにより、下記3モデルのラインナップとなる。ホワイトボードに書かれたメモや紙の資料を、撮影後に補正・整形するソフト「TruCapture」が全モデルに付属する。
dynabook Tab VT484/26K
「VT484/26K」のフラッシュメモリ容量は64GB。ソフトはMicrosoft Office Home and Business 2013やCorel Video Studio、Paint Shop Pro、同社製レコーダーのREGZAと連携するRZ Suite Expressなどが付属する。発売は11月22日で、店頭予想価格は65,000円前後。
dynabook Tab VT484/23K
「VT484/23K」のフラッシュメモリ容量は32GB。ソフトはMicrosoft Office Home and Business 2013などが付属する。発売は12月下旬で、店頭予想価格は60,000円前後。
dynabook Tab VT484/22K
「VT484/23K」のフラッシュメモリ容量は32GB。ソフトはMicrosoft Office Personal 2013などが付属する。発売は12月下旬で、店頭予想価格は53,000円前後