続いて、パイオニア代表取締役兼社長執行役員の小谷進氏が登壇して挨拶した。通信ネットワークの進化・クラウドサービスの普及により、「つながるクルマ」を前提とした新たな事業機会が拡大しつつある。パイオニアではこれを新たなビジネスチャンスと捉え、次世代車載機器の開発に注力していく方針だという。

登壇するパイオニアの小谷進氏(写真左)。同社では、つながるクルマを前提とした新たな事業機会をビジネスチャンスと捉えている

今月稼働を開始したモバイルテレマティクスセンターは、NTTドコモ、パイオニア両社のサーバー群と外部CPサーバー群からなるもの。車載機器からプローブデータを蓄積し、またスマートフォンから膨大な走行データを集める一方で、これらのデータを解析し、個人に最適化された情報をドライバーに提供していく。

モバイルテレマティクスセンターにてデータを蓄積し、個人に最適化された情報をドライバーに提供していく

今後は、このモバイルテレマティクスセンターを中心に、NTTドコモをはじめとする多くのメーカーと協力して強力な基盤をつくっていく考えだ。小谷氏は「パイオニアでは、これからもお客様にご支持いただける新たなサービスとハードウェアを提供していきます。今後の展開にご期待ください」と力強く結んだ。

フォトセッションでドコモ ドライブネットインフォをアピールする、NTTドコモの岩崎文夫氏(写真左)とパイオニアの小谷進氏(写真右)

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