10月25日、MicrosoftはInternet Explorer 11向けの更新プログラムをリリースした。執筆時点ではアナウンスなどは行われていないものの、KB2901549によると、Internet Explorer 11をプリインストールしているWindows 8.1およびWindows RT 8.1、そしてWindows Server 2012 R2の信頼性が向上するという。
更新対象となるファイルリストを確認すると、HTMLレンダリングの中心となる「Mshtml.dll」ファイルや「Ieframe.dll」ファイルに加え、Internet exeのランタイムユーティリティ用ファイル「Iertutil.dll」などが更新される。さらに、カーネルを構成するファイルの1つ「Ntoskrnl.exe」も更新対象に含まれ、比較的重要なアップデートに数える必要があるだろう。
更新プログラムは約11メガバイトで、Microsoftダウンロードセンターから個別にダウンロードすることが可能(Windows 8.1 x86用、Windows 8.1 x64用、Windows Server 2012 R2用)。ただし、Windows RT 8.1用はWindows Update経由で更新しなければならない。また、適用後はコンピューターの再起動が必要だった。