Amazon.co.jpは16日、「Kindle Fire」シリーズの新タブレット「Kindle Fire HDX」および「Kindle Fire HDX 8.9」、「Kindle Fire HD」新モデルの国内予約販売を開始した。価格は「Kindle Fire HDX」が24,800円から、「Kindle Fire HDX 8.9」が39,800円から。Kindle Fire HD新モデルは15,800円から。米Amazonが2013年9月25日(現地時間)に発表していた製品群となる。

Kindle Fire HDXとKindle Fire HDX 8.9

Kindle Fire HDX

高解像度液晶と最新プロセッサの採用が特徴のハイエンドの7型タブレット。プロセッサには4コアのSnapdragon 800(2.2GHz)を採用し、処理能力が前世代の3倍に向上したという。液晶解像度は1,920×1,200ドットで323ppiの高解像度となる。

OSには、AndroidベースのFire OS 3.1"Mojito"を採用。きょう体にマグネシウムとガラス繊維強化ナイロンを加えた新しいマグネシウムUnibodyきょう体を採用し、重量を303gに軽量化した。

このほかの主な仕様は、RAMが2GB、バッテリ駆動時間は通常使用時で最大11時間(省電力モード時で17時間)。通信はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN。

本体サイズは186×128×9.0mm。ラインナップと価格は、16GBモデルで24,800円、32GBモデルで29,800円、64GBモデルで33,800円。発売は2013年11月28日。

Kindle Fire HDX 8.9

2,560×1,600ドットの高解像度液晶を搭載したハイエンドの8.9型タブレットで、8Mピクセルのカメラを背面に備えることも特徴。プロセッサやRAMはKindle Fire HDXと同様、Snapdragon 800と2GBのRAMを搭載する。

OSやきょう体素材もKindle Fire HDXと同等。本体は7.8mmと薄く、重量は前世代より34%軽量化した374gとなった。バッテリ駆動時間は通常使用時で最大12時間(省電力モード時で18時間)。通信はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN。

本体サイズは231×158×7.8mm。ラインナップと価格は、16GBモデルで39,800円、32GBモデルで45,800円、64GBモデルで51,800円。発売は2013年11月28日。

Kindle Fire HD

プロセッサや解像度を向上させた、7型の新Kindle Fire HD。プロセッサはデュアルコアの1.5GHz駆動のものを採用し、前世代より約60%向上したという。解像度は1,280×800ドットで、RAMは1GB。

OSはFire OS 3.0「Mojito」を搭載。カメラやマイク、HDMI端子は搭載しないため、例えばSkypeのビデオ通話といった機能は使用できない。

本体サイズは191×128×10.6mmで、重量は約345g。バッテリ駆動時間は約10時間。ラインナップと価格は、8GBモデルで15,800円、16GBモデルで17,800円。発売は2013年11月5日。