Android用「Chrome 31」ベータ版公開、Webアプリのサポートを強化

Googleが提供するAndroid用Chromeブラウザのベータ版「Chrome Beta」が3日(米国時間)にバージョン31にアップデートされる。新機能になるアプリショートカット、新しいタブ・ページのテスト版などが含まれる。

アプリショートカットは、Webサイトのショートカットをホーム画面に置く機能で、ツールバーから「Add to homescreen」を選ぶと開いているWebサイトのショートカットが作成される。Webサイトにmobile-web-app-capableタグが含まれている場合、ショートカットからアクセスすると、タブ、ボタン、メニュー、Omniboxのないフルスクリーンで表示される。Webアプリがアプリショートカットに対応すれば、ネイティブアプリと同じようにWebアプリを利用できる。

新デザインの新しいタブ・ページは、Chrome Beta 31の一部のユーザーに試験的に提供される。現在の新しいタブ・ページは、よくアクセスするページまたはブックマーク・ページだが、新デザインには検索ボックスが含まれる。多くのChromeユーザーがOmniboxからWeb検索を行わずにGoogleの検索サイトにアクセスしているため、新しいタブからGoogle検索にアクセスできるようにした。