ワコムからiPad/iPhone向けに2048レベル筆圧対応スタイラスペン「Intuos Creative Stylus」が発売された。本レポートでは、普段、指だけを用いてiPad/iPhone上に写実的な絵画を描く画家 山岡セイコウ氏が同製品を使って作品制作に挑んだ様子を紹介していく。

山岡氏は、指とiPad/iPhoneだけを用いて写実的な絵画を制作する画家。国内のみならず海外メディアからも注目されており、これまでに指とiPad/iPhoneで描いたとは思えない、写実的な画風の絵画を数多く発表している。

山岡氏がこれまでに手がけてきたiPad/iPhoneで制作した作品。非常にリアルなタッチが印象的だ。その他の同氏の作品は公式Webサイトで見ることができる

今回、山岡氏に使ってもらった「Intuos Creative Stylus」は、ペン先は業界最小レベルの6mm径を採用したスタイラスペン。サイドスイッチにショートカットを設定することも可能なほか、筆圧機能や傾き検知、パームリジェクションにも対応する高い機能を備えているため、クリエイターがスケッチやイラスト描画を行うのに適している。同製品が備える様々な機能を利用可能なアプリケーションも多く、この企画では山岡氏が以前より愛用している描画アプリ「ArtStudio」上でマイナビニュースのマスコットキャラクター・マイナビベアをモデルに絵を描いてもらった。

「Intuos Creative Stylus」対応アプリ(10月3日現在)

モデルとなったマイナビベアのぬいぐるみ(非売品)

次のページでは、山岡氏が描いたマイナビベアの「絵画」と、同氏が語った使用感をお届けする。