千葉県・幕張メッセで10月5日まで開催されているCEATEC JAPAN 2013。三菱電機ブースでは、LEDバックライトに加えてレーザー光にバックライトを使用する液晶テレビ「LASERVUE」の65V型・4Kモデルが参考出展されている。
LASERVUEは、赤色がレーザー光で、青と緑がLEDをバックライトとして使用する方式。これにより、赤系統での階調表現力の高さが際立ち広色域な映像表現を実現している。4Kテレビでは、高い解像度により映し出すものの立体感を感じられるが、LASERVUEではそれに加えて、階調表現力の高さによって映し出すものの奥行き・立体感を感じられるのが特徴だ。
65V型・4Kモデルは、現時点では市場への投入時期などは決まっていない。しかし、家庭向けというよりも、その階調表現応力の高さからデジタルサイネージ(電子看板)などへの応用が期待されているとのことだ。
65V4Kモデル以外にも、既発売のLASERVUEモデル「LSR4」シリーズを展示。「LSR4」シリーズは、ブルーレイレコーダーを内蔵した2K対応の液晶テレビだ。
また、家庭内で使用するエネルギーのマネージメントを行うHEMS関連の展示、「準天頂衛星システム」や気象衛星「ひまわり」、「アルマ望遠鏡」など宇宙開発関連の展示も充実している。