ヤマハは9月30日、ネットワークCDレシーバー「CRX-N560」とスピーカーパッケージ「NS-BP182」を発表した。発売は11月上旬で、希望小売価格はCRX-N560が63,000円で、NS-BP182が18,900円(2台1組)。

ネットワークCDレシーバー「CRX-N560」。カラーはブラックとシルバーの2色

CRX-N560は、ハイレゾ音源に対応したネットワークCDレシーバー。DLNA 1.5とAirPlayに対応しており、ネットワーク経由で192kHz/24bitまでのハイレゾ音源を再生できる。ネットワーク機能はインターネットラジオにも対応しており、「vTuner」のサービスを利用可能。また、光・同軸のデジタル音声入力端子を各1系統とUSBポートを装備しており、ここからも192kHz/24bitまでのハイレゾ音源を再生することができる。USBポートは、FAT16/32のマスストレージデバイスのほか、iPod/iPhone/iPadのデジタル接続にも対応。

「NETWORK PLAYER CONTROLLER」を使用することで、スマートフォンとの連携も可能だ。NETWORK PLAYER CONTROLLERはiOS/Android OSに対応しており、インストールすると、CRX-N560の操作をスマートフォンやタブレットで行うことができる。また、スマートフォンやタブレットに保存されている音楽ファイルをWi-Fi(無線LAN)によってワイヤレス再生することも可能だ。別売のBluetoothレシーバー「YBA-11」を接続すれば、Wi-Fi環境なしでもスマートフォンなどからのワイヤレス音楽再生を行うことができる。

アンプはデジタル方式で、定格出力は25W×2(6Ω 1kHz 0.9% THD)。周波数特性は10Hz~20kHz(±2dB)となっている。本体サイズはW215×D288×H110mmで、質量は2.7kg。

同時発表されたスピーカーパッケージNS-BP182は、φ3cmソフトドーム型ツイーターとφ12cmコーン型ウーファーを使用した、コンパクトな2Wayバスレフタイプ。

スピーカーパッケージ「NS-BP182」。カラーはピアノブラックとブラウンの2色

ウーファーの振動板には、「Soavo」シリーズにも使用されている「PMD(Advanced Polymer Injected Mica Diaphragm)」を採用。キャビネットは、定在波の発生を抑えるラウンドフォルムが採用されており、内部には、複合構造体で不要な振動を抑える「VCCS(Vibration Control Cabinet Structure)テクノロジー」も使用されている。脚部は、確実な設地のため、3点支持。

再生周波数帯域は60Hz~40kHz(-10dB)で、インピーダンスは6Ω。許容入力は40Wで、出力音圧レベルは83dB(2.83V/1m)となっている。サイズはW154×D230×H273mmで、質量は3.3kg。