米Microsoftは18日(米国時間)、Windows 7向けのInternet Explorer 11プレビュー版を公開した。Internet Explorer 10より高速化し、タッチ操作に対応。今秋に一般向けに発表するInternet Explorer 11 for Windows 7に向けた最終版となる。
IE 11は、JavaScriptエンジンのパフォーマンスを高め、IE10と比べて9%、IE11の開発者向けプレビュー版と比べ5%高速化した。Windows搭載デバイスを横断して、マウスやキーボード、ペン、タッチ入力に対応するPointer Events技術の試験版もサポートし、1本指や5本指のタッチ操作に対応。スナップ操作やスワイプ操作、ズーム操作も可能となった。また、進む/戻るのページ表示が、フリップやスワイプ操作とほぼ同時にロードされる。
このほか、タブ数は1ウィンドウにつき最大100までサポートし、Windows 8.1に含まれるInternet Explorer 11 for Windows 8.1とお気に入りフォルダが同期。デバイス間で手軽にお気に入りのWebサイトを確認できるとする。