App Storeがサービスを開始したのは、2008年7月のこと。スタート時約500本だったアプリは急激にその数を増やし、いまでは90万以上のアプリがラインナップされている。累計ダウンロード数も500億を突破、勢いが止むことは当分ないだろう。

アプリの数が増えればそのぶんバリエーションも増えるわけで、ひょっとすると「他人には見せたくない」アプリがあるかもしれない。App Storeはいわゆる18禁コンテンツは取り扱わない方針(審査時点で却下)だが、制作者側もさる者、手を変え品を変え扇情的なアプリを出してくる。実際、ホーム画面に置くことが憚られるようなアイコンのアプリは少なからず存在する。

とはいえそういったアプリも手もとに置いておきたい……という場合には、保存場所をひと工夫してみよう。ホーム画面に直置きすることを避け、フォルダを活用すればいいのだ。

フォルダにアプリを保存すると、先頭から9つまではフォルダにアイコンの縮小画像が表示されてしまうため、隠す目的には利用できない。しかし、フォルダには最大12のアイコンを保存できるので、並び順を10番目以降にすれば、縮小画像は表示されない。わずかな時間iPhone/iPadを友人に貸す程度では、隠しておきたいアプリを発見されてしまうことはないだろう。

操作手順をカンタン解説

1 アプリを人目につかないようにするため、9以上12未満のアプリが保存されているフォルダを用意しておく

2 適当なアプリのアイコンを長押しして、移動可能な(振動した)状態にする

3 9以上12未満のアプリが保存されているフォルダへ、アプリをドラッグして移動する

4 ホームボタンを押してアプリの振動を止め、適当な場所をタップしてフォルダを閉じる。アプリを移動したフォルダに、そのアイコンが縮小表示されていないことを確認する

(提供:iPad iPhone Wire)