8月28日(現地時間)、米foursquare(フォースクエア)は位置情報に基づいた社名と同じSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のWindowsストアアプリ版をリリースしたことを、自社公式ブログの記事で明らかにした。Windowsストアアプリ版Foursquareは、2013年6月に開催された開発者向けカンファレンス「Build 2013」でリリースすることがアナウンスされ、多くのユーザーから注目を集めていた。

すでにWindowsストアからダウンロード可能で、価格は無料。16歳以上が対象となり、x86/x64/ARMプロセッサ搭載デバイスをサポート。また、利用時は位置情報やインターネット接続が必要となる。

ログインしていない状態でも位置情報を取得し、大まかな周辺情報や施設情報を確認できる

チェックインポイントの写真やTODOのコメント、チェックインしたユーザーアイコンなどをふんだんに利用し、視覚的な楽しさを強調しているのが特徴的。チェックインやTODOを残すといった基本的な機能は他プラットフォーム用アプリと同じく、チェックインの回数によってユーザーの好みを学習する機能も備わっている。ただし、自身が取得したポイントや特定ジャンルの施設に一定回数チェックインすると取得できるバッチの確認方法は不明だった。

ログイン後は自身のチェックインリストや写真、友人のアイコンなどが表示される

デバイスが備える位置情報取得機能を元にチェックインするの他プラットフォーム版アプリと同じだ

Surface Proで実行したところ、写真のダウンロードに手間取っているのか、動作が緩慢な面も見受けられたものの、ファーストリリース版としては最小限の機能を満たしている。地図閲覧時の分割表示が正しく動作しない点などは、今後のバージョンアップに期待したい。