米Appleが「iWork for iCloud」のパブリックベータを開始した。全てのiCloudユーザーが利用可能で、iCloudにサインインするとホーム画面に「Pages」「Numbers」「Keynote」のベータ版のアイコンが並ぶ。現時点では英語版しか利用できないが、日本語入力は可能。日本語書体はヒラギノ角ゴシックProNとヒラギノ明朝Pro Nが用意されている。

WebブラウザでiCloudにサインインするとホーム画面に「Pages」「Numbers」「Keynote」のベータ版のアイコンが追加されている。

日本語環境でiWork for iCloudのアプリを起動すると、利用できるのは英語版のみというメッセージが表示される(日本語入力は可能)。

iWorkはAppleがMacとiOS向けに提供しているオフィススイートで、ワードプロセッサ「Pages」、表計算ソフト「Numbers」、プレゼンテーションソフト「Keynote」で構成されている。そのiWorkを、iCloudユーザーがパソコン用Webブラウザ上で利用できるようにしたオンライン版がiWork for iCloudだ。Mac版やiOS版と同様、豊富なテンプレートを基に、直感的な操作で美しいドキュメントを作成できる。Appleは今年6月に開発者会議WWDC 2013でiWork for iCloudを発表、今年後半のパブリックベータ開始を予告していた。