EC事業に関しては、すでにAmazonや楽天、ヤフオクなどをはじめとする大手がひしめくレッドオーシャンだ。そんな中でLINE MALLはどう差別化していくのか。
「コマース自体がコミュニケーションだと思っているので、LINEの強みは生かせると考えています。スマートフォンならではの操作性や、"いつでもどこでも"というカジュアルさに力を入れていきます」(同)
この他、LINEは新たに「LINE Web Store」を9月に公開することも発表。スタンプや連携アプリなど有料コンテンツを販売する。また、これまでクレジットカードオンリーだった決済方法に、新たにプリペイドカード、PayPal、キャリア決済、電子マネー決済を導入する。これは、クレジットカードが普及していない新興国のユーザーからの要望に応えたものだという。なお、「LINE Web Store」はLINEの公式コンテンツを購入する場であり、ユーザー同士やユーザーと企業間で取引する「LINE MALL」とは別物である。
リアルグラフを武器に様々な分野への進出を発表したLINE。森川社長によると、現在ユーザー数は2億人を突破しており、年内に3億人突破を目標にするという。
(記事提供: AndroWire編集部)