米Gartnerは14日(現地時間)、2013年度第2四半期の世界携帯電話市場調査の結果を発表した。初めてスマートフォンの販売台数がフィーチャーフォンを越えるなど、世界携帯電話市場の情勢が数字に現れる結果となった。

2013年度第2四半期における、世界市場の携帯電話販売台数は、前年同期比3.6%増の約4億3,500万台。スマートフォンの販売台数は約2億2,500万台(同46.5%増)で、フィーチャーフォンの販売台数は約2億1,000万台(同21%減)となった。スマートフォンの販売台数が、フィーチャーフォンを超えたのは、同社の調査では初めて。

世界市場におけるメーカー別のスマートフォンシェア

メーカー別のスマートフォンシェアを見ると、サムスンが他に大きな差をつけて、1位(約7,100万台)となった。2位はApple製品で31.7%の約3,200万台、3位はLG電子で1,100万台。

世界市場におけるOS別のスマートフォンシェア

OS別のシェアを見ると、Androidが約1億7,700万台で1位、iOSが3,100万台で2位、Windrows Phoneが前年度3位のBrackBerryを越え、約740万台で3位となった。OS別シェアはAndroidが約79%を占め、他のOSを大幅に上回っている。

フィーチャーフォンを含む、世界携帯電話市場のメーカー別シェア

フィーチャーフォンを含む携帯電話全体のシェアを比べると、サムスンが約1億700万台で1位。ノキアが約6,000万台で2位。アップルが約3,000万台で3位となった。次点で、LG電子(約1,700万台)、ZTE(約1,500万台)、Huawei(約1,100万台)が続く。

(記事提供: AndroWire編集部)