というわけで、一大決心をしてXD-N8500を大購入! 価格はオープンだが、今回は23,000円程度と、お手頃価格で購入できた。「辞書」と名の付くものは総じて重くて大きいイメージだが、XD-N8500は意外にもコンパクト。サイズはW148×D105.5mmで、郵便ハガキ(高さ148×幅100mm)とほぼ同じ大きさだ。

カラーバリエーションが4色あるのだが、持ち歩いて外でも使うつもりだったので、シンプルなブラックを購入。これが自分的には当たりで、見た目もかっこいいし存在感がある。なんだか持っているだけで頭が良くなって英語ができる気になった。

XD-N8500の天板部分(写真左)と底面(写真右)。用意されているカラーバリエーションはブラックとホワイト、ビビッドピンク、グレーの4種類で、今回は無難なブラックを選んだ。マットな光沢が知的な雰囲気でいい感じ

本体の厚みは最薄部で15.8mm、最厚部でも18.6mm。標準的な文庫本1冊分の厚みをイメージするといい。本体を前後から見るとフラットなのも好印象だ。左右から見るとディスプレイのヒンジ部分がやや厚くなっているが、かばんに入れるときにジャマになることはない。

本体前面(写真左)と本体背面(写真右)

本体左側面(写真左)には、ヘッドホン端子と音声出力切り替えスイッチ、データ転送用のmicroUSB端子を配置。右側面(写真右)にはカバーの下にコンテンツ追加用のmicroSDカードスロット×2が用意されている

重量は約290gでスマートフォンよりは重いが、標準的なタブレットと比べると半分以下の重さ。ただし見た目がコンパクトなので、手にしたときに多少のずっしり感はある。それでも辞書を何冊も持ち歩くことを考えれば、はるかに軽い。

電源は単3系乾電池×2本。駆動時間は単3形アルカリ電池で約130時間とのこと。これだけ長持ちするなら、日常的に使うぶんにはまず問題ない。むしろ、スマートフォンの何倍も長持ちするのが驚きだ。電池のコストが気になる人は、パナソニックの「eneloop」や「EVOLTA」などの充電式乾電池がおすすめ。駆動時間は約100時間とやや短くなるが、長期間使うことを考えればランニングコストは安い。

ということで、XD-N8500で英語学習を始める準備が整った。次回からはXD-N8500のコンテンツや機能を楽しみつつ、じっくり使い込んでいこうと思う。だがまずは、クロスワードパズルでも試してみようかな、と……。